

植林地は、タイ北部にあるランパン県(Lampang Province)のメーマイ植林地(Mae Mai Plantation)です。ランパン県は、タイ北部の都市Chiang
Maiから南東に約90kmほどのところにあります。

北緯 |
18゜ 29' 43.1" |
南緯 |
99゜ 38' 39.6" |
海抜 |
340m.s.l (mean sea level,平均海抜) |
面積 |
200rais.(32ha)
1rai(ライ):40x40m(1,600u) |
地形 |
滑らかな傾斜のある小さな丘 |
土壌質 |
黄色ポドゾルのラテライト |
水捌け |
良好 |
用地状況 |
以前チークが植林されていた場所で、最近再整備されています。 |

植林地 (Lampang県 Mae Mai植林地) |
タイはモンスーン型の気候で、5月から雨季が始まり、10月まで続きます。この植林地では、雨季の間に約1,200mmの年間降水量のほとんどが降ります。
そこで、植林した苗木の枯死を防ぐため、植林は雨季の間に行いました。
熱帯に位置するタイは、一年を通して気温が高く、特に雨期は豊富な雨量とあいまって植物の成長に非常に適しています。
生育に適した環境の中、植林されたチークの苗木はたった1ヶ月で2倍近い大きさにまで成長します。

植林日(8月23日撮影)
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植林1ヶ月後のチーク
(9月24日撮影)
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植林された苗木が樹木と呼べるまでに成長し、植林地がチークの森になるにはまだまだ長い時間が必要です。また、チークが大量の二酸化炭素を吸収固定するようになるまでにも長い時間を要します。現在の危機に瀕した地球環境を思えば小さな一歩かもしれませんが、地球温暖化をくい止めたいという思いで始められた私たちの植林事業の最初の一歩は確かに踏み出されました。
今回植林が行われた土地の面積は32ha。いままでに失われてきた熱帯雨林の広さに比べると微々たる面積でしかありません。しかし、わずか32haだけであっても、地球に緑が増えたことは事実なのです。
私達は、これからも地球に緑を蘇らせるために積極的な植林活動を行っていきます。
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