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Neem Tree(インドセンダン)(Margosa Tree)
     《現地ではSA-DAOと呼ばれる》
学名: Melia azadirachta indica
原産地: インド
分布: インド、南アジア、アフリカ、中南米
自然環境: 暖かい海岸地方に育つ常緑樹
用途: 葉や実に草食昆虫やダニ類、ナメクジなどの軟体動物の食欲を奪い、生殖能力を低下させる成分アザジラクチンを含み、古来から害虫防除に用いられてきた。最近では、実を絞って得られた植物油であるニームオイルが、植物保護液として注目を浴びている。この植物油は、他にも医薬品や石鹸、化粧品の原料としても利用されている。その絞りかすは、肥料として用いられるだけでなく、線虫防除の効果がある。一方、アザジラクチンは、人間の健康にとっては良いとされており、インドでは、枝を歯磨きに用いたり、葉を煎じて飲んだりと広く用いられている。若い葉は、食用にも用いられる。また、果実柄からとれる採れるマルゴサン油は、皮膚病やハンセン氏病に有効だといわれている。
形態: 樹高は約20メートル。マホガニーと近縁であるため、樹高と葉の広がりは樫に似る。葉は、7〜9対の羽状複葉で、小葉は被針形で縁が鋸歯になっている。花は、直径約8mm、5弁で、香りの強い筒状に分かれた雄しべを持つ。香りは、ニセアカシヤに似ている。実は、黄色で、形や大きさはオリーブに似ている。
特性: センダン科の常緑高木。木のどの部分を噛んでも苦味がある。生長は早い。

今回は、防護林としてチークの周りに植林します。

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