株式会社東海グローバルグリーニングの新規植物活性剤は、アフリカ・セネガルで行われているODA緑化事業に利用されています。 セネガルは、西アフリカの沿岸に位置する国です。この国の北半分は、サヘル地帯と呼ばれる地域に当たります。サヘル地帯とは、サハラ砂漠の南縁部・深刻な砂漠化に瀕している地域のことです。 セネガルも例外ではなく、刻一刻と進む砂漠化の脅威に曝されています。しかし、南に向かうにつれてだんだんと湿潤になり、豊かな森林地帯も持つこの国の砂漠は、サハラ砂漠と比べると植物の成長に必要な水分を得やすい環境にあります。水分吸収にとって重要な根の発生量の多い良質な苗木を用いれば、高い活着率を望む事ができるのです。セネガルの砂漠は、植林によって緑豊かな大地に回復させる事が可能なのです。 当社の新規植物活性剤が利用されるODA緑化事業で植林されている樹種は、「モクマオウ」と「ユーカリ」です。そのうちの「モクマオウ」は、砂地を好み、乾地に適した樹種であると言われており、現地の生態系との親和性も高いものです。
この試験結果を踏まえ、2004年6月から本格的に着手される砂漠の緑化事業への当社の新規植物活性剤の正式な使用が決定されました。新規植物活性剤は、当地に植林される39万本の苗の調製に使用されます。 |
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